FPGA デザイン

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FPGA デザインは、物理的なデバイスに書き込む為の FPGA ハードウェア論理に関して記載しています。プロセッサシステムなど全ての論理や接続を含んでいます。

FPGA デザインを行う際に重要は工程が3つあります。

  • 論理設計と検証 – 論理用コンポーネントの配置と配線を行い、エラーをなくします。
  • 設定 – 書き込み予定の物理的な対象デバイスへの配置配線を行います。(参照 マッピング )
  • 実行 – 対象デバイスへ書き込みを行う為の書き込みファイルを生成します。

Altium Designer を使用し、FPGA プロジェクト内でデザインの作成と管理を行うことができます。

デザイン コンポーネント

Altium Designer では、ベンダ依存しない FPGA 論理用の様々なコンポーネントが予め用意されています。

図1. FPGA 論理用コンポーネント -- ベンダ依存しない論理ブロックを使用することで簡単にデザインができ、かつ、容易に対象デバイスの変更ができます。

設計工程

Altium Designer では、FPGA デザインのコンパイル、論理合成、ビルド(ベンダツールをバックグラウンドで使用)、FPGA デバイスへの書き込みデータのダウンロードを行う事ができます。

図2. Altium Designer を使用した FPGA 設計フロー

FPGA ベンダツールのバックグラウンド使用

FPGA 論理の配置配線時には、デバイスの機能やアーキテクチャを理解しデザインを対象のシリコンにインプリメントするする必要があります。その為には、FPGA ベンダツールを使用することがベストな方法です。そこで、Altium Designer では、配置配線の工程で、プロジェクトから FPGA への書き込みファイル生成まで、Altium Deisnger の環境内で自動的にベンダツールを動作させています。

対象の FPGA デバイスに関連する FPGA ベンダツールは、Altium Designer の Devices ビュー (表示 » デバイスビュー) 内 Build の工程でアクセスされます。

更に

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