設計データ管理システム - FAQ

Altium の設計データ管理システムに関連する FAQ を見るには以下のリンクを使用してください。システム面の詳細な情報については、右のパネルにあるリンクを使用してください。 

全般

製造、実装出力を生成するためにこのシステムを使用する必要はありますか?

製造出力を生成するために使用している方法と同じ方法を使用できます。しかし、新しいシステムでは、設計リリースプロセスを自動化して繰り返し利用できます。手動で間違える危険は無くワンタッチでリリースできます。デザインファイルの設計から、Altium Vault 内の Item Revision へリリースデータを出力したり最終的に移行するまで、手動作業はありません。プロセスの一部が失敗した場合、リリースは失敗します。これは、Altium Designer で製造データを作成する既存の方法を超える信頼性のあるデータになります。  

更に、システムでは軌跡を容易に調べることができます。新しいレビジョンの Item を生成する時、リリースプロセス中、Altium Designer はバージョンコントロールリポジトリのアドレスとプロジェクトのレビジョンを記録します。そして、この情報を vault へコミットします。この方法は、将来的にどの時点でもバージョンコントロールから設計プロジェクト内の全てのファイルを取り戻すことが可能であることを意味します。ソースデザインドキュメントの最初のチェックインに戻って、最後にリリースしたレビジョンから軌跡を調べます。  

PCB 上に Release-type 情報を含めることができますか? 

はい。特定のストリングを利用できます(configuration name, Item ID, Revision ID 等を追加できます)。詳細な情報については Release Information on Generated Outputs をご覧ください。

デザインリポジトリ

バージョンコントロールシステムで設計プロジェクトを保存する必要はありますか? 

いいえ、Altium Designer のボードデザインリリースプロセスへアクセスするために、バージョンコントロール下の Design Repository を強制的には使用しません。設計プロジェクトをリリースできます。設計プロジェクトをリリースできます。設計プロジェクトをリリースできます(ソースドキュメントを、バージョンコントロールの外部にあるローカル、またはネットワーク上のフォルダに保存します)。しかし、設計データ管理システムの利点はバージョンコントロールを利用することです。バージョンコントロールリポジトリは安全性、信頼性があり、設計ドキュメントの安全な保存場所です。Design Repository でチェックされたデータは偶然の損失に対して保護されます。 

Altium Vault

Altium Vault へ接続するにはどこで行いますか? 

接続は、Preferences ダイアログ (DXP»Preferences) の Data Management – Vaults ページから設定します。複数の Altium Vault へ接続できます。  

Web ブラウザを使用して、Altium Vault へどのようにアクセスしますか? 

希望の web ブラウザから、接続する vault の URL をブラウザのアドレスバーへ入力します。Altium Vault Server ホームページが表示されます。 

会社の LAN 上のコンピュータにインストールした Altium Vault について、Preferences ダイアログの Data Management – Vaults ページからアクセスしたその vault の接続属性から URL を入手できます。ローカルコンピュータにインストールした個人の vault について、LAN ベースの vault と同じ方法で URL を入手、またはブラウザインターフェースへ直接、アクセスするために Windows のスタートメニューから Altium Vault Server»Manage Altium Vault を使用できます。  

Altium アカウントの Group Administrators について、AltiumLive Dashboard の Vaults ページで組織のメンバーが使用する vault のリストを表示できます。vault やそのcontent を閲覧するには vault の項目をクリックします。 

何故、Altium Vault から Item を削除できないですか? 

あなたが vault(Item が存在する)のAdministrator である場合、Item を削除できます。また、'上から下まで' Item を削除する必要があります。それは、親 item で使用されている子 item を削除できないので、最初に親 Item を削除する必要があると言うことです。  

Vaults パネル

vault のフォルダ階層を作成している時に正しくフォルダタイプを設定しない場合、何が起こりますか? 

何も起こりません。フォルダの Type 属性はフォルダの content と関係ありません。それは、フォルダに保存したものの '目印' で、vault を閲覧している時に特定の content を探す場合に利点があります。   

ライフサイクル状態の情報を見つけることができません - それはどこにありますか?

Item の全てのレビジョンのためのライフサイクル状態の管理は、その Item の画面から行います。この画面へアクセスするには、Vaults パネル内の Item 上で右クリックして Full Item Details コマンドを選択します。  

Item と Item レビジョン

Item と Item レビジョンの違いは何ですか?

様々なデータの実体(設計領域からリリースした、またはその他)は、固有の Item によって Altium Vault で表現されます。Item は特定のオブジェクトを表し、割り当てた Item ID を使用して個別に識別されます。設計領域の視点から、その領域内のソースデータの実体は vault 内の固有の Item オブジェクトへマップします。 

Item によって表現されるものと、Item に保存されるものは、その Item にマップされたものに依存して異なります。例えば、設計プロジェクトは複数の bare、または実装ボードのソースになります。これらは、製造チームが構築した個別の物理的なオブジェクトです。そのため、異なる Item(固有の ID)として vault で表現されます。デザイン自体は、リリースされた実体(個別の Item と割り当てられた固有の Item ID)である vault ベースのコンポーネントを利用するかもしれません。更に掘り下げると、固有に識別できる Item としてリリース、表現された回路図シンボルと domain モデル(それらのコンポーネントの定義で使用した)は細かいレベルに到達します。  

Item Revision は Item の特定のバージョンを識別します。そして、割り当てられた Revision ID を使用して個別に識別されます。少なくとも常に Item のレビジョンが1つありますが、ソースデータの実体を変更、リリースする Item へ何回マップするかに依存して複数、設定できます。ここで行う重要なポイントは、ソースデザインデータへ変更を行う度に、Item の新しいレビジョンが vault で作成されます(新しく生成したデータを受け入れる(保存する)準備ができます)。これは、そのレビジョンのデータを上書きできないようにするので高い信頼性があります。  

どのデータがどの Item Revision へ関連するかどのように確認しますか? 

リリースプロセスから生成されたデータファイルは、Item ID や Item Revision ID にプリフィックスが付加されます(データがどのレビジョンのどのItem に関連するか確実にします)。 

Vault ベースのコンポーネント

コンポーネント定義とは何ですか?

設計側で、vault へリリースしたデザインコンポーネントはソースコンポーネント定義を使用して指定します。コンポーネント定義は、特定のデザインコンポーネントの定義です。これは、コンポーネントのために必要なモデルやパラメータを結びつける定義です。設計側でコンポーネント定義は、vault 内の Item(Component Item)にマップします。他の方法でこれを行うには、リリースした時、デザインで何度も再利用できるコンポーネントのソース定義を定義します。 

コンポーネントライブラリとは何ですか?

コンポーネントライブラリファイル (*.CmpLib) は、1 つ、または複数のコンポーネント定義を作成、管理する設計側の実体です。各コンポーネント定義は、vault 内の固有の Component Item へマップされます。他の方法でこれを行うには、コンポーネントライブラリファイルに保存した設計側のコンポーネント定義をリリースして各 vault ベースのコンポーネントを作成します。 

一般的に、コンポーネントライブラリごとに 1 つのコンポーネント定義を行うのが良い方法ですが、例えばセット(チップ抵抗のようなセット)としてコンポーネントを管理する例外があります。コンポーネントライブラリは、モデルの階層的な factorization を提供します。そのため、シンボル、またはフットプリントを共有する大きいコンポーネントがある時、1 つのコンポーネントライブラリ内でこれらを共有することで信頼性のあるデータにできます。例えば、フットプリントを変更した場合、新しいレビジョンのフットプリントを使用するために間違える危険性が無く、全ての 0603 のチップ抵抗を容易に更新できます。  

vault ベースのコンポーネントは統一したコンポーネントと同じですか? 

ある点でははい、別の点ではいいえです。それは、vault ベースのコンポーネント(Component Item)が Part Choice List Item か、またはそうでないかどうかに依存します。コンポーネントライブラリ内のソースコンポーネント定義を最初にリリースした時、Component Item(vault ベースのコンポーネントと呼ばれます)はそのコンポーネントの engineering、またはデザイン画面を表します。それは、設計領域内のコンポーネントを保存するモデルへ使用した全ての情報が含まれるコンテナです。これには、パラメータ情報や domain モデル(回路図シンボル、PCB 2D/3D コンポーネント、SI、Sim 等)へのリンクが含まれます。ボードデザインでそれを使用している設計者にとって意味がありますが、設計領域の外部では意味がありません。設計とサプライチェーン領域を統一する '統一したコンポーネント' にするには、Component Item を物理的(市場にある製造されたパーツ)にマップする必要があります。これを行うには、コンポーネントの Part Choice(vault 内の Part Choice List Item のレビジョンへ保存されます)を指定します。   

また、それは vault ベースのコンポーネントを統一したコンポーネントへ示すコンポーネントのマッピング(エレクトロニクス設計領域から、残りの組織が見る '製品領域' へ)です!

コンポーネントライブラリや domain モデルライブラリをバッチリリースできますか?

はい、CmpLib、SchLib、PcbLib のバッチリリースは Component Release Manager (File»Component Release Manager) を使用して可能です。CmpLib のコンポーネント定義をリリースする前に、それらが参照する domain モデル(回路図シンボルと PCB 2D/3D コンポーネントモデル)を vault へリリースする必要があります。  

既存の SchLib から CmpLib を素早く作成する方法はありますか? 

はい。Component Release Manager には、既存の Schematic Library から Component Library を素早く生成できる移行ツールがあります。Component Library で生成されるコンポーネント定義は Schematic Symbol や PCB Component model Item へリンクする必要があるため、schematic library 内のシンボルや PCB Library 内の PCB 2D/3D Component モデルは最初に vault へリリースする必要があることに注意してください。  

デザイン内のコンポーネントを vault 内のコンポーネントへの変更とどのように同期させますか? 

配置したコンポーネントは、vault 内のソース Component Item へ戻ってリンクします。この情報は、コンポーネントの属性ダイアログにあります。Choose ボタンをクリックして、配置したものを同じ Component Item(または、異なる Component Item へ変更した)の後のレビジョンへ更新できます。Choose Item ダイアログが表示され、vault でフォーカスしたItem(やそのレビジョン)がそこに表示されます。later revision を選択、または使用するために他の Component Item をブラウズします。 

バッチのような方法で複数の変更を実行するには、Item Manager (Tools»Item Manager) を使用します。1 つの回路図シート(free document)、または、ボードデザインプロジェクト内の回路図にある管理されたコンポーネントと/またはシートシンボルが表示されます。これらの管理されたどの実体を更新するかコントロールできます。項目を選択し、使用する Item の最新のレビジョンを選択します。同じ Item を利用する項目のグループを選択して、ワンクリックで次のレビジョンを選択します。提案した変更が manager に反映されます。 

必要に応じて変更を設定したら、変更を実行するために Engineering Change Order (ECO) を生成、実行します。 

Part Choice

Part Choice は設計者に何を与えますか? 

どの市場のコンポーネントをボードデザインの設計レベルで使用するか決めるベストな人は、そのデザインの設計者です。Part Choice により、製造されたどのパーツを使用するか設計段階で事前に設計者が指定できます。これは、調達チームにとって利点があり、実装された製品を製造している時に調達コストや時間に関して向上させ、どのパーツを調達するか '素早く' 決めることができます。 

Altium の Global Part Catalog とは何ですか?

Altium の Global Part Catalog は、いつでも購入できる部品(エレクトロニクスシステムで使用、購入できるコンポーネント – Manufacturer Parts)へリンクし、管理されたカタログです。Manufacturer Parts は、親の Global Organizations Directory の製造業者へリンクされます。また、各 Manufacturer Part は Vendor Parts(販売組織、またはサプライヤーが購入できるパーツ)へのリンクを含みます。場合によっては、Manufacturer が直接、ベンダ/サプライヤーの場合もあります。 

Component Item の Part Choice List はどのようにアクセスしますか?

Component Item に関連する Part Choice List Item は、Part Choices ダイアログ内で利用できます。このダイアログは、Vaults パネルで Supply Chain 画面の Solutions 欄の右上にある Edit リンクをクリックして表示します。  

管理された回路図シート

これはデバイスシートと違いますか? 

類似の機能ですが、vault ベースでより効果があります! 設計データ管理システムでは、回路図シート(または、シートのツリー)を Harness Definition ファイルと一緒に vault 内の Item(とレビジョン)へリリースする機能があります。シートをリリースしたら、設計レベルでシート(管理された回路図シートと呼ばれます)を使用するために組織が見るレベルに設定したライフサイクル状態を設計プロジェクトの回路図へ割り当てることができます。 

vault へリリース、保存することで信頼性は保証されます。レビジョンやライフサイクル状態の管理は、会社が証明した回路図のライブラリを構築し、将来的なデザインで再利用できることを意味します。  

PCB Project Configuration

PCB Project Configuration とは何ですか?

Configuration は設計プロジェクトの一部で、これにより設計領域から製造領域までリンクできます。各 configuration は市場で構築したい Item を示し、その Item を構築するために製造業者が必要なデータを定義します。ボードデザインプロジェクトをリリースする時、そのプロジェクトの configuration をリリースします。生成された 'リリースデータ' は、その configuration として指定した Item のレビジョンに保存されます。 

configuration はどのタイプの Item をマップしますか、またはどのタイプの Item へリンクしますか? 

ボードデザインをリリースしている時、configuration は 2 つのタイプの Item(Blank Board、または Assembled Board)の 1 つにマップできます。前者は、コンポーネントを含まない製造された、bare ボードです。後者は、生成された BOM(configuration から生成された Item を構築するための指示) に従ってコンポーネントが実装された Blank Board Item です。 

確認

ボードデザインリリースプロセスとして使用するための確認をどこで設定しますか? 

確認レポートは、Output Job ファイルで定義します。Differences Report (ソースと PCB デザインドキュメントが正しく同期しているかどうか決めるコンパレーターを使用して)、Electrical Rules Check (ソースデザインの電気的/描画についてチェック)、Design Rules Check (指定したボードレベルデザイン制約で PCB ドキュメントをチェックして)、Footprint Comparison Report (ボード上のフットプリントが最新となるように、ソースライブラリに対してそれらを比較)を設定できます。 

ボードデザイン リリースプロセス

リリースする前に、データが正しいかどのように確認しますか? 

最初に、プロジェクトがバージョンコントロール下である場合、システムはリリースする前にチェックインして最新の状態にするファイルを要求します。これにより、デザインドキュメントの "コピー" を(データを失わないように)ハードドライブ上に保存できないようにします。そして、リリースした製品を生成するために使用した正しいデザインドキュメントを検索して追跡する時間を節約できます。 

2 つ目に、信頼性のある設計データとなるようリリースプロセス 'フロー' へ確認オプションを追加できます。これらは、回路図の Electrical Rules Check (ERC)、PCB の Design Rules Check (DRC) だけでなく、ソースプロジェクトと PCB が同期していることをチェックする機能も含めることができます。チェックが成功しない限りリリースは失敗します。 

3 つ目に、Design Mode で PCB Release 画面を使用して、確認レポートや出力生成を 'テスト' できます。全ての出力が正しく生成された場合(全ての確認が Passed  で他の出力は Up To Date)、Release Mode でフローを実行している時にこれらの stage は成功します。 

もちろん、オフィスで設計した通り、正確に製造工場で構築できるように、システムは高い信頼性のあるリリースプロセスを提供します。システムは、デザイン自体(回路)が正しいことを保証することはできません。デザインから生成されたデータの信頼性を保証します。 

Design Mode で、いつ PCB Release 画面を使用しますか? 

PCB Release 画面のこのモードは、Board-Level 設計プロセスをコントロール、管理するために使用します。ここで、意図した configuration のリリースを開始する前に、必要に応じて出力を確認、生成できます。 

このモードで、現在、開いているプロジェクトの configuration 間を自由に移動できます。このモードの目的は、リリースしたいプロジェクトの configuration に集中して、実行する準備ができたことを確認できることです。それが完了したら、Release Mode へ画面を切り換えてリリースできます。 

何故、リリース後にリリースプロセスを無効にしますか? 

これは、'ワンショットリリース' と呼ばれます。システムは、Item のレビジョンへ設計プロジェクトの configuration をリリースできます。リリースが成功したら Item Revision 内のリリースデータを渡(保存)し、そのレビジョンをクローズします。同じレビジョンへはデータは生成、リリースできません。 

何故、リリースフローの Validate Design stage を利用できませんか? 

フローのこの stage は、Output Job ファイル(リリースされている configuration へ割り当てた)で定義した確認レポート出力ジェネレーターを実行するために使用します。システムがこのような出力ジェネレーターを発見しない場合、その stage は 'グレーアウト表示' になります。  

テストリリースを実行する機能に何が起こりましたか? 

合理化された方法でこれを行うことができます。Design Mode の PCB Release 画面で、設計リリースフローの Validate Design と/または Generate Outputs stage を実行できます。これは、意図した configuration のリリースを開始する前に、テストできます。これらの 2 つの stage はフローの '中身' で、それらの stage が成功することはボードデザイン リリースプロセスで重要です。これらの stage のいずれかが失敗した場合、リリースは失敗します。そのため、Design Mode 内でこれらのstage へアクセスすることでリリース前にチェックできます。  

Altium Vault へ何が渡されますか?

以下のデータは、指定した vault に保存した Item の新しいレビジョン(計画したレビジョン)へ渡されます:

  • リリースした configuration に割り当てた Output Job ファイルから生成した出力(確認レポートを含む)。
  • 設計ドキュメントのスナップショット(ソースドキュメントやそれに依存するドキュメント)。
  • システム BOM。

引き渡しと同時に、vault へ渡されたデータの概要は Release Summary ダイアログに表示されます。 

System BOM とは何ですか?

System Bill of Materials (BOM) は、Item 画面にある Item Revision を確認している時に BOM を視覚的に表示するために使用します。それは、実装ボード Item を構築するデータを生成するために configuration を使用している場合、適用できます。 

System BOM は、Output Job ファイルから出力データとして BOM ドキュメントを生成するためには必要ありません。それにより、Item 画面で BOM を容易に閲覧できます。 

どのプロジェクトソースドキュメントをリリースで使用したか、システムはどのように確認できますか? 

Blank Board、または Assembled Board Item の新しいレビジョンを生成する時、リリースプロセス中、Altium Designer はバージョンコントロール リポジトリアドレスとプロジェクトのレビジョンを記録し、vault へこの情報をコミットします。この方法は、将来的などの段階でも、バージョンコントロールから設計プロジェクト内のファイルを取り戻すことが可能であることを意味します。 

ライフサイクル管理

どんな種類のライフサイクル管理を利用できますか? 

Altium Designer では、状態や状態遷移を含む簡単な管理を通して基本的な管理から、構造化された管理(stage とレビジョン ID 間がリンクされ、状態や状態遷移が個別の stage へ構築されます)まで、異なる度合のライフサイクル管理を利用できます。これらの異なるライフサイクル管理方法に基づいて、標準のライフサイクルを定義します。そこから、Item Revision が変遷する状態遷移を作成できます。'承認' タイプの状態と変遷を含む定義を追加します(認可のサインのために一時停止)。その結果、どんな要求にも合うライフサイクル管理となります。  

ライフサイクル管理のために安全性を追加できますか? 

はい、可能です! ブラウザベースの vault 管理として、ライフサイクルの権限をコントロールできます。管理者のみが Item Revision をある状態へ変更できます。例えば、Prototype から Production へ。 

リリースした Item Revision の状態をどのように進めますか?  

Item Revision のライフサイクル管理のためのコントロールは、親 Item に関した Item 画面にあります。この画面を表示するには、Vaults パネル内の Item を右クリックして Full Item Details コマンドを選択するか、または PCB Release 画面で利用できる様々なハイパーリンクを使用します。Item の必要なレビジョンを選択し、右クリックメニューからライフサイクル管理コマンドを選択します。 

配布するリリースデータ

'Publishing Destinations' とは何ですか?

Altium Designer では、Item Revision のために PCB 設計プロジェクトからリリースしたドキュメント(リリースしたプロジェクト configuration へ割り当てた Output Jobファイルからの出力)を、Amazon S3、FTP、Box.net のような保存領域へ配布する機能をサポートします。 

配布や共同は、全体の '製品チーム' (設計チーム、製造チーム、製品を作成するプロセスに含まれたその他)のメンバーが世界中に分散している場合に利点となります。  

Box.net アカウントを入手するにはどうすれば良いですか?

利用できるアカウントのタイプ、アカウントでの作業、アカウントのサインアップの詳細については、www.box.net を参照してください。新しい Box.net publishing destination を追加する時、Activate Box.net Account ダイアログ(Activate ボタンをクリックすると表示されます)に Box を登録するリンクがあります。  

複数のコンピュータから Box.net アカウントへアクセスする場合、どうすれば良いですか? 

複数のコンピュータから Box アカウントへアクセス、または同じ Box アカウント内で複数の publishing フォルダへ接続する必要がある場合、Box.net のアクティベーションキーをコピー、または使用してそれを行うことができます(Edit Activation Key ボタンをクリックしダイアログからキーをコピーします)。 

リリースしたドキュメントを Box.net アカウントへ最初にアップロードする時、チームメンバーを含めるのを忘れてしまいました。彼らへ知らせるにはどうすれば良いですか? 

多くの人と配布したデータを共有する必要がある場合、Item 画面の Item Revision、または Released Documents 欄を右クリックし Share Released Documents At サブメニューから必要な場所を選択します。Share Folder ダイアログが表示されます。そこで、配布したフォルダを共有する人のメールアドレスを指定します。 

 

 

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