連続したアンルート

 

インタラクティブ配線モード中、現在、配置が確定したトラックを解除して戻したい場合、Backspace キーを使用します。しかし、トラックを配置した後についてはどうでしょうか? アンルート コマンドはありますが、既存の配線を連続してアンルートできますか? 

Altium Designer の PCB エディタではこれに対応するため 2 つのショートカットベースの機能があります。 

Ctrl + Delete

1 つ、または複数のセレクトした配線オブジェクトを削除するには、Ctrl + Delete ショートカットを使用します。これらは、コンポーネントに含まれていないトラック、アーク、ビア、パッドです。それらに接続された全ての配線オブジェクトは自動でセレクトされ、連続して削除できます。削除するためのセレクトしたオブジェクトを表示するため、画面はそれに応じて変わります。 

下図は、そのショートカットを使用して配線の途中でトラックセグメントを削除した例です。両側の接触したトラックセグメントがセレクトされることに注意してください。この機能を連続して使用して、両方の配線経路を連続して削除できます。 

配線中、セレクトしたトラックセグメントを削除した例。更に削除できるように、両側に接続されたセグメントがセレクトされます。 

下の動画は、複数の配線経路を同時に削除した例です。 

Ctrl + Delete 機能を使用して、複数の配線経路を削除。

Backspace

セレクトした配線の端にある 1 つのオブジェクトを削除するには、Backspace ショートカットを使用します。これは、コンポーネントに含まれていないトラック、アーク、ビア、パッドです。削除したオブジェクトに接続された配線オブジェクトは、連続して削除できるように自動でセレクトされます。削除するためのセレクトしたオブジェクトを表示するため、画面はそれに応じて変わります。この機能を連続して使用して(配線中、Backspace ショートカットを使用して)、配線経路を連続して削除できます。 

Backspace キーを使用して 1 つの配線を連続してアンルート。 

配線の端でないオブジェクト上でこのショートカットを使用した場合、そのオブジェクトが削除される(Delete キーを使用するように)だけで、接続された配線オブジェクトはセレクトされないことに注意してください。 

配線オブジェクトが 1 つの接続されたチェーンを形成しない(例えば、それらが重なっている、隣接した配線オブジェクトに接触している、または T ジャンクションを形成している)時、連続してセレクトされません。Backspace キーは簡単に機能を使用し、意図しないオブジェクトを誤ってセレクトして削除しないようにすることを目的にしています。それは、設計者に反映され、不明確な点も解決できます。 

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