CmpLib エディタの改善

 

Vault ベースのコンポーネントは CmpLib(Vault Component Library に使用したファイル拡張子)と呼ばれ、Component Library から Altium Vault へリリースされます。コンポーネントは、スプレッドシートのような方法(各行に 1 つのコンポーネント、各列にコンポーネントのプロパティを定義)で CmpLib に定義されます。また、CmpLib エディタではスプレッドシートエディタからスプレッドシートエディタへコピー、ペーストできます。  

CmpLib の編集機能を改善するために、Altium Designer 13.2 では多くの新しい CmpLib の編集機能が導入されています。 

欄の表示をコントロール

コンポーネントには多くのデータを含めることができます。これにより、CmpLib エディタの画面が煩雑になります。これを改善するために、欄の表示を以下の方法でコントロールできます:

  • Parameters - エディタの Required Parameters の項目にある各パラメータの Show チェックボックスを使用して、パラメータの表示をコントロール。複数のパラメータの状態を切り換えるには、右クリック メニューの複数選択機能を使用します。 
  • Models - エディタの Required Models の項目にある各モデルの Show チェックボックスを使用して、モデルの各タイプの表示をコントロール。 
  • Release Status - エディタの下部にある Show Release Status チェックボックスを使用して、Item ID、Revision Number、commit Action を含むVault に関連したデータのリリース状態の表示をコントロール。 

また、エディタの右上にある小さい矢印 をクリックして、CmpLib エディタの上部の領域を折りたたむことも可能です。下図のように、定義されたコンポーネントの表全体が表示されます:

Show チェックボックスを使用して、表の表示をコントロール。必要に応じて、コンポーネントの説明を全体に表示(拡大するには画像をクリックします)。 

インタラクティブ編集

上述の通り、CmpLib エディタのコンポーネント定義の領域では、複数のセルを選択できます。それから、スプレッドシートへコピーしそこで編集して、CmpLib へペースト(戻すことが)できます。コンポーネント定義を編集する機能が改善され、以下の操作も可能です:

  • ドラッグアンドドロップ - コンポーネント定義の名称をクリックしたままドラッグアンドドロップして、コンポーネント定義の順番を変更できます。 
  • コピー、カット、ペースト - 1 つ、または複数のコンポーネント定義名を選択してから標準の Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+V を使用して、選択した名称をコピー/カット/ペーストできます。あるいは、Ctrl+Shift+C、Ctrl+Shift+X、Ctrl+Shift+V を使用して、選択したコンポーネント定義全体をコピー/カット/ペーストできます。 

 

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