Project Document プレビュー

 

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Altium Designer では、1 つの設計ドキュメント、または特定のプロジェクト内にある全ての設計ドキュメントのプレビューを表示できます(プレビューをクリックしてデザインワークスペースでドキュメントを開く機能を含む)。この機能は、Design Insight SystemDocument InsightProject Insight 機能と関連します。これらは、Preferences ダイアログの System – Design Insight ページで設定します。 

しかし、プレビューを表示するために個々のドキュメント上にカーソルを置くのは面倒です(特に、設計ドキュメントの名称が暗号化されていて、必要なドキュメントに '注力' できない場合)。Project Insight では、全ての設計ドキュメントのプレビューがポップアップで表示されますが、ソースドキュメントが表示されるだけです。Output Jobs、ハーネス定義ファイル、Annotation ファイル、ライブラリ、生成された資料のような、追加されたプロジェクトドキュメントは表示されません。 

Workspace 画面(Home ページ下にある画面の 1 つ)で、開いているプロジェクトやそれに関連するドキュメントを項目ごとに分けて、グラフィカルに閲覧できます。

Workspace 画面 - 開いているプロジェクトやドキュメントをグラフィカルに表示。

Workspace 画面の表示

Workspace 画面は以下の方法で表示できます:

  • Home ページをアクティブにして、Workspace タブをクリックします。 
  • View » Workspace メニューコマンドを使用します。
  • エディタの標準のツールバーから アイコンをクリックします。 
  • Ctrl+` キーボード ショートカットを使用します。

特定のプロジェクトを閲覧

Opened Projects の領域は、現在、開いている全てのプロジェクトがリスト表示されます。異なるタイプのプロジェクトを同時に開いた時、容易に区別できるよう、プロジェクトタイプごとに異なるアイコンが使用されます。1 つのプロジェクトのみその画面内で閲覧でき、そのプロジェクトはハイライト表示されます。プロジェクトを閲覧するには、プロジェクトの項目をクリックします。 

現在、閲覧しているプロジェクトは、Opened Projects リストでハイライト表示されます。

Projects パネルでプロジェクトをクリックすると、Workspace 画面でそのプロジェクトが選択され、閲覧できるようになります。逆に言うと、Workspace 画面でプロジェクトをクリックすると、Projects パネルでそのプロジェクトがフォーカスされます。

リストでプロジェクトを選択すると、そのプロジェクトに関連するドキュメントが画面に表示されます。ドキュメントは、Projects パネル内のサブフォルダ構造と同様に、論理的なグループへ集められます。グループは、表示されているプロジェクトのタイプに依存します。

回路図、PCB、OpenBus ドキュメントは、ドキュメントプレビューを利用できます。Workspace 画面を表示している時、Projects パネルでアクティブにしたプロジェクトに関するプレビューが表示されます。他の開いているプロジェクトに関するドキュメントのプレビューは表示されず、その画面内でプロジェクトを選択できる(そのプロジェクトに関するドキュメントのプレビューを表示するため)だけです。

異なるサンプルプロジェクトを閲覧している時に表示した、特定のプロジェクトのドキュメント。

項目名の左にあるコントロールを使用して、ドキュメントの項目を展開する/折りたたむことができます。

Ctrl+マウスホイールを使用して、ドキュメントのプレビューをズームイン、ズームアウトできます。完全にズームアウトした場合、ドキュメントプレビューはドキュメントアイコンに変更されることに注意してください。

プロジェクトやドキュメントレベルで操作

Workspace 画面内から直接、プロジェクトやドキュメントレベルで操作できます。プロジェクト、またはドキュメントを選択し、右クリックして表示されたメニューを使用します(選択したプロジェクト/ドキュメントのタイプで変わります)。これらのメニューは、Projects パネル内のプロジェクト、またはドキュメント上で右クリックした時に表示されるメニューと同じです。

Workspace 画面から直接、プロジェクト、またはドキュメントを操作。

画面内のドキュメントをダブルクリックすると、デザインワークスペースでアクティブドキュメントとして開きます。

フィルタ

右上のフィルタコントロールを使用して、特定のプロジェクト、またはドキュメントを素早く見つけることができます(多くのプロジェクトを開いている場合、または多数のドキュメントが含まれているプロジェクトについて利点があります)。画面の内容は、フィルタに文字を入力した時点で更新されます。

プロジェクト以外のドキュメントに関して、フィルタは、現在、表示されているプロジェクトのドキュメントのみに実行されます。

フィルタを使用して、目的のプロジェクト、またはドキュメントを素早く検索。

Preferences

右上の Preferences コントロールをクリックすると、下図のような様々な表示に関するオプションを表示できます。詳細については、その後に説明します。これらのオプションは、開いている全てのプロジェクトに適用されることに注意してください。

Workspace 画面の表示に関するプリファレンス設定。

バージョンコントロール下にあるファイルの VCS の状態を表示するには、Show VCS status オプションを有効にします。状態のアイコンは、プロジェクト/ドキュメント アイコン、またはドキュメントプレビューの右下に表示されます。

バージョンコントロール下のプロジェクトについて表示された VCS の状態の例。

プロジェクトで使用したデバイスシートのプレビューへ 'リサイクル' の透かしを追加するには、Mark Device Sheets オプションを有効にします。これにより、標準の回路図シートからデバイスシートを素早く区別できます。

デバイスシートのマークを表示するオプションを無効(上)、有効(下)にした例。

Show full path in hint オプションを有効にして、ドキュメントの項目の上にカーソルを置くと、ドキュメントが保存されているパスがポップアップで表示されます。

パスをヒントで表示するオプションを有効にして、ドキュメントが保存されている場所を素早く表示。

ドキュメントの拡張子を表示するには、Show file extensions オプションを有効にします。これは、様々なファイルタイプを表すアイコンを把握するまで、ファイルを判別するために便利です。

ファイル拡張子を表示して、プロジェクトのドキュメントをより容易に閲覧できます。

デフォルトで、Show file extensions オプション以外は全て有効になっています。

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