追加された TME のサプライヤー
Altium Designer 14.0 では、available Suppliers のリスト（デザインで使用したパーツのサプライチェーンを入手できます）にその他のサプライヤー（TME (Transfer Multisort Elektronik)）が追加されました。ポーランドにある TME は、中央、東ヨーロッパでエレクトロニクスコンポーネントの最大の代理店の 1 つです。
サプライヤー web サービスへ直接、接続して、TME の製品カタログを検索できます。それから、この 'ライブ' のデータは Altium Designer の Live Links to Supplier Data 機能（Altium Designer 内からサプライヤーデータベースを検索し、デザインコンポーネントを Supplier Item へリンクできます）を使用して、設計プロセス内で統合できます。
そして、企業で Altium Vault Server を使用する場合、その vault の管理者は Approved Suppliers のリスト（企業全体の設計者の管理や、主要なサプライチェーン管理を容易にするために使用）で TME を設定できます。
プリファレンスで TME サプライヤーを有効
Live Links to Supplier Data 機能でサプライヤーとして使用するために、Preferences dialog (DXP » Preferences) ダイアログの Data Management – Suppliers ページから TME を有効にします。
TME のアカウントを持っている場合、特別な価格を設定、またはこのサプライヤーの公開カタログで入手できない製品を入手できる権利があるかもしれません。これを適用する場合、Web Service で使用できる仮の TMEトークン を入手する必要があります。これは、TME website から入手できます。この情報を得たら、右にある TME Options 領域へそれを入力します。... ボタンをクリックし Temporary token to API key ダイアログを表示します。TME トークンを入力し OK をクリックします（トークンは API キーに変換されます）。
Altium Vault Server に関する TME サプライヤーの管理
Altium Vault Server を使用してサプライチェーンを管理する時、Approved Suppliers のリストは vault のブラウザベースのインターフェースから設定します。外部の web ブラウザからこのインターフェース (http://<ComputerName>:<PortNumber>) へアクセスします。そして、サインインし Suppliers ページを表示します。
以下を定義をコントロールするには、TME サプライヤーの名称をクリックします:
- デザイン内のパーツに関するサプライチェーンを入手する時、設計者がそのサプライヤーを利用できるかどうか。
- そのサプライヤーから入手したデータの頻度の更新。
デフォルトで、TME は有効で使用できます（
アイコンが表示され、1 日 間隔で 'データをリフレッシュ' するよう設定されています）。
サプライチェーンを入手する時に TME サプライヤーを利用できないようにするには、Acquire supply chain information from TME オプションを無効にします。言い換えると、サプライヤーは '適用されません'。有効でない（'適用' されない）サプライヤーは、リスト内で アイコンで区別されます。
別のデータリフレッシュ間隔を選択するには、Update acquired supply chain information every ドロップダウンを使用します。多くの間隔を利用できます（1 分 から 10 日までの範囲）。
修正したら、Save ボタンをクリックし変更を反映します。