スマート コンポーネント配置

より容易にコンポーネントを配置するために、コンポーネントを押しのけ、回避する機能を追加しました。これは、プリファレンス、または配置中に設定できます。また、コンポーネントを整列して配置する機能も対応しています。

整列

Altium Designer 16 での新しいスマートコンポーネント配置機能では、コンポーネントをドラッグしながら整列して配置できます。コンポーネントを整列する時、隣接したコンポーネント、または隣接したコンポーネントのパッドに合わせて緑のラインが表示されます。

配置中、ショートカットキーを使用して、以下の整列オプションを利用できます:

  • コンポーネント配置中に Ctrl キーを押したままにすると、近くのコンポーネントの外形に沿ったラインが表示されます。
  • コンポーネント配置中に Shift キーを押したままにすると、近くのコンポーネントのパッドに沿ったラインが表示されます。

 
隣接したコンポーネント、または隣接したコンポーネントのパッドに合わせてコンポーネントを整列するには、ShiftCtrl を使用します。

配置モード

配置中、R キーを押して配置モードを切り換えできます。

  • Ignore Obstacles - 以前のバージョンの Altium Designer の通常の動作です。このモードでは、component clearance チェックが使用されます。このチェックでは、3D 外形(ある場合)、オブジェクトのクリアランスを識別する銅箔やシルクプリミティブが使用されます。
  • Push Obstacles - コンポーネントを配置する時、Component Clearance を保持しながら他のコンポーネントを押しのけます。ユニオンのコンポーネントを押しのける時、ユニオンのコンポーネントの位置が変わる場合がありますが、ユニオン化は維持されます。ロックしたコンポーネントは、押しのけできません。このモードでは、コンポーネントは、セレクトされた領域(コンポーネントの全てのプリミティブを囲む最も小さい四角形の領域)で識別されます。
  • Avoid Obstacles - コンポーネントを配置する時、Component Clearance に従って他のコンポーネントを避けます。このモードでは、コンポーネントは、セレクトされた領域(コンポーネントの全てのプリミティブを囲む最も小さい四角形の領域)で識別されます。

ワークスペースの下部にあるステータスバーには、現在の配置モードが表示されます。


配置モードを切り換えるには、ショートカットキー R を使用します。R6 のコンポーネントは、ロックされていて、Push Obstacles モードで移動できないことに注意してください。

 

Push/Avoid Obstacles can not be used for complex selection when another object (track, pad, text, etc)  is also selected.

スワップ コンポーネント

ペアのコンポーネントを選択して、それらの位置を交換できます。交換したいコンポーネントを選択した後、右クリックし Component Actions » Swap Components を選択します。


右クリックメニューを使用して、コンポーネントを交換。

ロックしたコンポーネントは、交換できません。

 

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