VHDLネットリスト出力オプション

Output Generator OG0107 (v2.0) March 04, 2008

VHDL の出力オプションは VHDL Generation Settings ダイアログで設定します。

内容と使用方法

VHDL Generation Settings ダイアログは以下のようなオプションを提供することで、1つまたはそれ以上の VHDL ドキュメントをソースとなる回路図シートから生成しています。

  • Generate multiple VHDL files - ソースがプロジェクト全体の場合、このオプションは、ソースになるプロジェクト内の回路図シート(オプションが有効のとき)のそれぞれに別々の VHDL ファイル(*.vhd)が提供されるか、あるいは、単一の VHDL ファイル生成される(オプションが無効のとき)かを決定します。 前者の場合、各 VHDL ファイルには、ソースとなる回路図シートの名前が付けられます。 後者の場合、単一の VHDL ファイルにプロジェクト名が付けられます。
  • Convert parameters as attributes - このオプションが有効のときは、ソース回路図の上のオブジェクトに関連するすべてのパラメータを定義し、生成される VHDL ファイルにおける属性の宣言にそれらを変換します。
  • Insert crossprobe strings - このオプションが有効のときは、VHDL ファイルにコメントを挿入し、関連する VHDL コードのエントリが、ソースとなる回路図のどの部分から生成されたか、について参照することができます。

注記

VHDL 出力は、次の2つのどちらかの方法で生成することができます:

  1. Output Job Configurationファイル(*.OutJob)で適切な設定を行ったアウトプットジェネレーターを使用します。 構成されたアウトプットジェネレーターを実行すると、出力が生成されます。
  2. アクティブな回路図ドキュメントから直接、Design » Netlist For Document » VHDL FileDesign » Netlist For Project » VHDL File メニューコマンドを使用します。それぞれ、単一ドキュメント用、またはプロジェクトレベルのネットリスト用のメニューコマンドです。 VHDL Generation Settings ダイアログのOKボタンをクリックすると、すぐに出力が生成されます。

注 : 出力が回路図から直接生成された場合にVHDL Generation Settings ダイアログで行われた設定は、Output Job Configurationファイルの同じ出力タイプの設定とは区別されています。 前者の場合、設定はプロジェクトファイルに保存され、後者の場合は、Output Job Configurationファイルに保存されます

生成するファイルの出力パスは、Options for ProjectダイアログのOptions タブで設定します。 デフォルトの出力パスは、プロジェクトファイルが存在しているフォルダにサブフォルダが作成されます。 名称は、Project Outputs for ProjectName です。 出力パスは必要に応じて変更することができます。 別々の出力タイプに、別々のフォルダを使用するオプションは、Options タブで有効になります。VHDL ファイルは、さらにその下の、VHDL Output というサブフォルダに書き込まれます。.

生成された出力はプロジェクトに追加され、Projectsパネルに表示されます。場所は、Generatedフォルダ内の適切なサブフォルダです。 出力タイプでフォルダを分けた場合は、それぞれに対応したGenerated フォルダが、Projects パネルに追加されます(例えば: Generated (VHDL Output))。

更新履歴

日付

バージョン番号

変更内容

03-Nov-2005

1.0

New release

04-Mar-2008

2.0

Updated for Altium Designer Summer 08

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