Altium Designer Winter 09 サービスパック1のリリースノート

Winter 09 Service Pack 1 Build 8.1.0.16385 (Build 8.0.0.15895からの更新)

PCB

  • Pad ダイアログで、レイヤ名が切れて表示される不具合を修正しました。
  • ボード外形のラインやシート外形の端は、現在の設定の"Board Line Color" や"Sheet Line Color"の色で描画されます。
  • インタラクティブ配線ツールは、特定のジオメトリで配線しようとする時のAVは修正されました。
  • DirectXが有効時、リモートデスクトップが使用される時の問題は修正されました。この問題は、リモート画面でGDIを使用し、ローカル画面がリストアされる時、DirectXをリストアします。
  • Action 項目名を"Body State" に、labels を "Remove From Component" の代わりに "In Component" に、"Add to Component" の代わりに "Not In Component" に変更します。
  • "Move vertices" コマンドは、ポリゴンオブジェクトのみに働きます。カッパーエリアとポリゴンが重なる場合、このコマンドを選択してもあいまいな処理はしません。新しいコマンド "リジョンの頂点移動" は、リジョンの頂点を移動できる "編集 / 移動" メニューに追加されています。
  • メカニカルレイヤ上の多くのオブジェクトを含むデザインで、DRCの処理時間がかかりました。このような状況はDRCの処理に影響を与えません。
  • インターナルプレーンのカットやDirectXでのオフセットパッドの周りのリリーフパターンは、パッドの代わりに穴の周りを正しく描画します。
  • 反転したエンベデッドボードアレイでは、ガーバー, ODB++出力、または印刷時に、正しく回転したパッドを生成します。
  • 押し出された領域同士のコンポーネントクリアランスは、3Dに切り換えるまでそれを防ぐバグがありました。これは修正されています。
  • トラックのドラッグ移動でのバグは、解決されています。この問題は、Tジャンクションの部分のトラックをドラッグ移動し、ジャンクションの一部が引き裂かれた際に起こりました。
  • インタラクティブ配線は、'次の配線目標' への指示について正しく切り換わります。
  • FPGAコンポーネントの差動ペアをピンスワップする時、差動ペア極性が入れ替わる時がある問題は、修正されています。
  • メカニカルレイヤへ配置されたポリゴンは、PCBドキュメントを保存して閉じて、再度、起動してもその状態を保持します。
  • DirectXのDrag selection ボックスは、MaskやDimで影響しません。
  • ボードカットアウトを含むコンポーネントの移動、または回転は、ボードシェープ、またはスプリットプレーンを適切に更新しませんでした。ボードカットアウトの修正は、ボードカットアウトがボード上に配置されているか、コンポーネント内に含まれているかどうか、的確にボードシェープやインターナルプレーンに反映します。
  • コマンドをキャンセルしていた場合、トラックエンドをドラッグするとno netのトラックを複製するバグがありました。この状態は、正しくなっています。
  • ズームアウト時、DirectXで小さいコーナー半径のRounded Rectangleが消える問題を修正しました。
  • エスケープ配線は、Routing Layersルールで定義したレイヤ上のみで配線します。
  • 特定のレイヤで、ビアサイズが穴の直径より小さい値に設定される時、ビアは穴の周りのクリアランスによって適切に反映されませんでした(特にインタラクティブ配線、DRC、ポリゴン作成時)。ビア穴より小さく指定されるビア形状は改善されています。
  • あるPCBライブラリから別のPCBライブラリへコンポーネントをコピー、ペーストするためにPCB Libraryパネルを使用する時、いくつかのコンポーネントは残り、複数の他のコンポーネントの複製が作成されました。PCB libraryコンポーネントのコピー/ペーストは正しくなっています。
  • 3D snapshots and 3D prints will now obey the orthographic projection setting.
  • ボードに適切な形状でないポリゴンが配置されている場合、DirectX モードでのPCTF.dll のクラッシュは修正されました。
  • PCB Library パネルで選択してPCB ライブラリから複数のコンポーネントを編集する時、いくつかのコンポーネントが削除されました。複数のコンポーネントのPCBライブラリの削除は、修正されています。
  • "Description" の項目を編集する時、フォーカスは、その設定を終了するまでこの項目に残ります(別の項目の編集のためにクリックするか、またはTabキーを押すかのどちらか)。
  • インターナルプレーンレイヤがPCBデザインのレイヤスタックに追加された時、ボード端のプルバックオブジェクトは自動で作成されませんでした。ボード端のプルバックは正しく作成されます(インターナルプレーンのプルバック属性が修正された時、調整します。)。
  • 内部で接続されたノンスルーホールパッドのネットで、未配線ネットルールのバッチDRCチェック中のクラッシュは修正されました。
  • ノンスルーホールパッドによる未配線ネット違反は、PCBパネルで正しく説明されます。
  • DirectXで、多くの小さいポリゴンを含む場合、より早く構築されます。
  • PCBボードウィザードでボード作成後、ボード外形やシートが更新されない点を修正しました。
  • ordered blendingで正しくない不明確な計算を修正しました。透過して表示されたオブジェクトは正しく描画されます。
  • PCBで、少数を表すコンマの指示を改善しました。"Find Similar" を使用する際、例えば0.2mmと2mmの幅のトラック間を正しく認識します。
  • DirectX で、長さ0のトラックが表示されます。これは、ストロークテキストの"i" のドットの部分を含め修正されました。
  • DirectX 表示モードで、ポリゴンルームを配置する時、実体のないラインがワークスペース左上からカーソルへラバーバンドされました。このラインは、削除されています。
  • メカニカルレイヤで2つのトラック間のコーナーをドラッグする動作は、正しく機能します。
  • ルームオブジェクトのレイヤ属性の修正は、access violation を引き起こし、ルームが表示できませんでした。これは修正されています。
  • ネットマンハッタン長は、Routed Net Length の隣りにPCB Panel Netsリスト画面で表示します。
  • Altium Designer の以前のバージョンのバグのため、誤ったレイヤへルームを配置することができ、この結果、見えなくなる状態になりました。このようなルームは、PcbDocが読み込まれる時点でトップレイヤへ移動されます。
  • ポリゴンルームを配置する時、アクティブレイヤへルームオブジェクトを配置していました。ポリゴンルームは、Top/Bottom レイヤに制限されます。
  • スワップ欄は、デフォルトの代わりに現在の欄に使用している値を表示します。
  • PCBボード外形を定義するために使用した3Dモデルを更新する時、モデルサブパートを隠しません。
  • 抜き文字にしたテキストは、DirectXグラフィカルモードで正しく表示します。
  • シングルレイヤモードで暗くするレベル調整機能は無くなりました。Stopped the length-tuning graphical gauge from dimming in single layer modes.
  • 2Dから3Dへグラフィカル画面を切り換える時、初めにドキュメントがズームされます。
  • 'disable roll' スペ-スナビゲーションオプションは修正されました。
  • lighting in 3Dは、summer 08 より見易くなっています。
  • floor shadow オプションは、正しく機能します。
  • "Choose Component" ダイアログの"Move Component" コマンドで、"Move component to cursor " オプションを選択すると、"Reposition Selected Components" コマンドは、セレクトしたコンポーネントをカーソルへ移動します。
  • パッド内にビアを接続する時のインタラクティブ配線ツールのクラッシュは修正されました。
  • マウスがワークスペースの外に移動した場合のインタラクティブ配線は修正されました。
  • DirectX のSelection ボックスは、シングルレイヤモードで暗くなったり消えることはありません。
  • multi threading pourオプションは、Preferences/Generalページから削除されました。
  • PCB List パネルを開いて、PCBデザインのワークスペースから寸法線、またはコンポーネントを削除しても、PCB Listでオブジェクトが削除されませんでした。オブジェクトがPCBデザインから削除される時、PCB List パネルは適切に更新されます。
  • 'align face with board' を実行後、PCBライブラリでカーソルが消える問題は修正されました。
  • ビアを押しのける際のインタラクティブ配線ツールでのクラッシュは修正されました。
  • Align face with boardは、矛盾してオブジェクトを反転したり、時々、ボードレベルで配置に誤りがありました。これは修正されています。
  • ordered blendingを使用している時、3Dのtransparent selection の表示は修正されました。
  • 3D Body Textures は、PcbLibドキュメントから正しくロードします。
  • PCBパネルからワークスペース上のオブジェクトをセレクトしても、PCB ListパネルやPCB Inspectorパネルを更新できませんでした。PCB ListとInspectorパネルは、オブジェクトがワークスペース、またはPCBパネル上で選択されているかに限らず、ワークスペース上のセレクトと同期したままになります。
  • 信号やキープアウトレイヤのアークの周りを配線する時、適切なクリアランスルールを使用するためインタラクティブ配線ツールを修正しました。
  • フルスタックパッドは、DirectXグラフィカル画面やシングルレイヤモードで正しく描画できます。
  • DirectXで、from-to エディタへ(から)切り換えることで、コネクションラインを更新できます。
  • DirectXでのボードインサイト画面は、アクティブレイヤを考慮します。そしてパッドやビア、テキストを正しく描画します。
  • 信号レイヤがDirectXで非表示でも、solder mask レイヤは有効であれば表示します。
  • ボードインサイト画面は、Use DirectX system オプションが無効な場合、GDIを使用します。
  • DirectXグラフィカルモードでインタラクティブ編集中にハイライトすると、GDI グラフィカルモードに似た働きをします。
  • '2' キーでビアを配置する時、インタラクティブ配線での継続的なハング/クラッシュは修正されました。
  • "Delete Existing Bodies in Components" オプションがONの場合、PCB Library エディタのバッチ更新を行って、既存のコンポーネントボディを削除できます。
  • "3D Body Color Opacity" の項目は、"Interactive" と "Batch" の両方でComponent Body Managerダイアログを使用して更新できます。
  • PCBパネルのComponents ツリー画面にLocked欄が追加されました。そのため、コンポーネントのロックの有無を確認できます。
  • 空のポリゴンを選択できます。
  • ポリゴン作成時、certain neck removal設定でクラッシュしません。
  • インタラクティブパートスワップは、修正されています。Schematicコンポーネントが共通のピンでサブパートを持つ時、正しく働きます。
  • 複数のサブパートを持つコンポーネントを設定する時のピンスワップダイアログは、改善されています。以前は、入力したスワップ値が選択したダイアログのタブとして消えていました。
  • コーナー半径があるRounded rectangular パッドを14milより小さいサイズへ変更した場合、DRCクリアランスエラーとなっていました。rounded rectangular パッドを含む距離の計算が修正されています。そのため、これらの誤りは起こりません。
  • 3Dボディスナップツールは、その他のオブジェクトを介さないでボディを選択できます。
  • '0'を繰り返し押して、ボードが右下へ移動する問題は修正されています。
  • 3Dビジュアライゼーション画面は、メインPCBウィンドウがフォーカスする時、またはmiddle-clickズーム後、不必要に再描画しません。
  • Snap Circle は、DirectXグラフィカル画面のシングルレイヤモードで表示します。
  • Ordered blendingは、3D印刷やスナップショットで適切に働きます。
  • "Move Polygon Vertices" コマンドのスピードは、改善されています。
  • 何も無い箇所でCtrl-shift-クリックしても、ハイライトされたオブジェクトがわからなくなるようなハイライト表示はしません。
  • DirectXでクロスプローブする時、背景は不必要に再構築されません。
  • DirectX でパンやズームする時、表示は時々、カーソルの後ろに多くのフレームを表示していました。これは修正されています。
  • component update from library optionsダイアログのOK ボタンやキャンセル ボタンは切り換わっています(通常のように、OKが左側)。
  • STEPファイルへコピーを保存する時、PcbDoc が正しく修正されませんでした。"Save a copy" コマンドの問題は、解決されています。
  • カーソルは、3D印刷やスナップショットで表示しません。
  • ピンスワップダイアログのペアの項目でTABキーを押してのクラッシュは起こりません。
  • "Follow Mouse Trail" オプションを使用した時に、時々起こるインタラクティブ配線でのクラッシュは修正されました。
  • 3Dへ切り換えた後、3Dボディが初めに見えなくなるバグは修正されています。
  • オンラインDRCオフで配線後、カーソルは砂時計シンボルとして表示していました。これは修正されています。
  • DirectX で、ctrl+マウスホイールマウスホイールでズームする時、フレームをスキップします。
  • 3Dからボード外形を作成するときの許容差は、0.5milに変更されています。以前は、外形に大きなアークが含まれている時、より大きな値が使用され外形を作成していました。
  • 円筒の3Dボディ、またはコンポーネントの反転は正しく表示します。
  • 3Dのshadowは、ズームインやまっすぐ下がる時にフリッカになりません。
  • ポリゴンやルームをつかめない問題は、修正されています。ハンドルの各ピクセルをカーソルでつかめます。
  • PCBパネルのポリゴンモードは、shelved polygonsを表示します。更に、ポリゴン、またはポリゴンクラスをダブルクリックして属性ダイアログを表示します。

Schematic

  • プロジェクトをコンパイルする時、中央や右にあるデジグネータは移動しません。
  • 部品表で、グループ化されたコンポーネントのサプライヤー単価が計算されず、0で表示されていました。この問題は、ブランク時にエラーで示すように更新されています。
  • もし、オペレーティングシステムが少数点をドット(.)の代わりにカンマ(,)を使用する場合、例えば、サプライヤー単価のように数値が部品表で0として表示されていました。この問題は、数値を正しく表示することで修正されています。
  • コメントやデジグネータの"Override library primitive" オプションは、Preferences>>Schematic>>Default Primitivesに追加されています。これは、デジグネータやコメントのフォントや色を更新します。
  • Update from LibrariesによるFull Replacementでは、デフォルト位置に再度パラメータを移動します。
  • 回路図ライブラリのコンポーネントは、デフォルトのコメントやデジグネータのプリミティブからグラフィカルな属性を更新できます(Override library primitiveオプションが無効でも)。
  • SchLib ドキュメントを閉じる時にクラッシュする問題は修正されています。
  • データベースライブラリやプロジェクトで開いているその他のライブラリからコンポーネントを配置する時、コンポーネントのパラメータが欠落していました。これは修正されています。

FPGA

  • フローを実行した後のActel ProASIC+  デバイスのプログラミングでエラー "EXIT CODE = -90... UNKNOWN EXIT CODE "が発生しなくなりました。
  • 回路図ライブラリコンポーネントがCoreプロジェクトのVHDLとVerilogファイルのポートから生成できるようにしました。
  • Latticeデバイスをターゲットにしている場合に発生した、双方向ポートの読込みの問題を解決しました。論理合成(Altium Synthesizer)において、I/Oバッファも正しく設定できます。
  • Devices Viewでデバイスを検出しようとする際、Libero インストーラからActel Designerをインストールしても、エラー"This Application has failed to start because abiactel.dll was not fount." が発生しなくなりました。
  • CHC コマンド "Push and Export From Hardware" または "Push To Hardware" は、Delphi スクリプトや制約条件ファイルなど、テキストドキュメント用の右クリックメニューには表示されなくなりました。これらのコマンドは、FPGAやCoreプロジェクトにおけるCソースファイル、ヘッダファイル用のメニューにも表示されません。
  • Altera ArriaGX PCIExpressボードの開発をターゲットにしたサンプルプロジェクト(制約条件ファイル付き)が利用できます
  • ASモードに設定されたAltera FPGA デバイスのプログラミングで、失敗するFPGAフローのステージが発生しなくなりました。
  • Altera Cyclone 3 Starterキットの開発をターゲットにしたサンプルプロジェクト(制約条件ファイル付き)が利用できます
  • 自動生成されるVHDLネットリスト内で、同じタイプのコンポーネントが異なるパラメータ値を持つ場合でも、コンポーネントパラメータに正しい属性が適用されるようにしました。
  • Actel Fusion FPGAライブラリが見直され、MULT8Bコンポーネントのような不適切なプリミティブを含まなくなりました。
  • OpenBusコンポーネントの描画が改善され、高解像度イメージをサポートするようになりました。
  • サイズ変更可能なカスタム計測器のパネルを作成し、最小、最大寸法が設定できるようになりました。
  • Devices View で、PowerPC 405AプロセッサがTSK80と表示されることをなくしました。
  • カスタム計測器フォームの「表示する/隠す」機能を正常化しました。
  • 組込みアプリケーションがROMでなく、不揮発性メモリを使用している際、Devices ViewのUp to Date Downloadボタンをクリックしても、アクセス違反が発生しなくなりました。
  • FPGAプロジェクトに組込みプロジェクトが含まれていても、Close Project Treeコマンドで、すべてのドキュメントを閉じることができるようにしました。
  • OpenBusドキュメントにおいて、Bus Explorer、Bus Importer、Bus Connector、Port Terminatorに余分なポートが追加されることはなくなりました
  • カスタム計測器のビューアのタイプをラック型からパネル型に変えました。背景は、自動的にオープンビューアになります。
  • カスタムウィッシュボーンインタフェース(WB_INTERFACE)コンポーネントに新しいオプションが登場。選択したラインをアドレスレンジのアイテムに転送できます。
  • FPGAとCoreのプロジェクトにコマンドを追加。Projectパネルの右クリックメニューでハーネス定義の再生成ができます。
  • Generic ARM7用の計測器パネルが充実しました。
  • カスタム計測器コンポーネント設定ダイアログのコードページ内で、Code Editorの「開く」機能について問題が解決されました。テキストエディタ経由でも、コードは正しく保存されます。
  • Actel ProASIC3/3EやFusionデバイスの再設定中、またはプログラミング中の進行状態を表すバーが、ステータスバーの中に消失することはなくなりました。
  • CHC Accumulatorのチュートリアルデザインが見直され、中味の無い計測器パネルが表示されることはなくなりました。
  • FPGA/Coreプロジェクトのコンパイルにおいて、定義違反のある回路図ドキュメント内のハーネスコネクタを検出、レポートできるようにしました。OpenBusドキュメント内のハーネス定義違反も検出、レポートできます。
  • カスタム計測器設定ダイアログのレイアウトページにあるクリック&ドラッグコントロールが見直され、ダイアログ内でパノラマ間の焦点を変えた後でも、正常な動作をするように修正しました。
  • リサイズ時のカスタム計測器パネルの過剰なちらつきをなくしました。
  • カスタム計測器のLED制御が拡張されました。矩形スタイルのLEDも表示できます。
  • 新しく、32ビットのSPI Bootloaderコンポーネント(WB_BOOTLOADER_V2)が使用できるようになりました。OpunBusエディタ、回路図エディタ、両方で可能です。
  • 世界時計のオプションがバッファ設定可能なコンポーネントに追加されました。可能な場合は、ベンダ固有の時計としてインスタンスを作成できます。
  • 読込み/書込みタイミング用のクロックサイクルのオプションに、WB_MEM_CTRLコアの設定ダイアログからアクセスできるようになりました。メモリタイプが非同期SRAMでもアクセス可能です。
  • WB_SPIコアのリセット信号について、デフォルトの内部状態を伴うエラーが解決されました。物理的リセットに応答してコアが停止することはありません。
  • ウェブサーバのショーケースが見直され、ウェブページ閲覧時のひどい遅延をなくしました。
  • SLR0_WBコンポーネント名の誤植がFPGAペリフェラル(ウィッシュボーン)ライブラリから無くしました。FPGAフローのビルド時の失敗を防ぎます。
  • エラー"NgdBuild:653 - An invalid target package f48 was given in the -p option value"は、ザイリンクスのCoolRunner 2デバイスをターゲットにする際の、FPGAフローにおけるTranslate Designステージで発生しなくなりました。
  • コンフィギュアラブルな生成コンポーネントにおいて、HDLで作成されたネットリスト内のバス名は、すべて末尾が_Bで終わるので、11ビットより大きな信号幅を持つ複数のコンポーネントが使用される場合に、ネットリストの問題を回避することができます。
  • Show Pin Nameオプションが、Configurable Bus Joiner/Splitterコンポーネントの設定ダイアログに追加されました。
  • 新しく、コンフィギュアラブルなコンパレーターコンポーネントが、FPGA Configurable Genericライブラリに追加されました。
  • 新しく、コンフィギュアラブルなマルチプレクサ/デマルチプレクサコンポーネントが、FPGA Configurable Genericライブラリに追加されました。
  • Xilinx Virtex-5 FPGAライブラリのBUFIOとBUFRコンポーネントがアップデートされ、BUFGMUX_1 コンポーネントとは別のものになりました。
  • Altera Stratix III nexus ドライバにおけるBank IDはなくなりました。
  • 回転する3Dキューブのリファレンスデザインが見直され、CHCモードでデザインを走らせた時のちらつきを解消しました。
  • 64ビットOS上で、Xilnx ISE 32ビット版が使用可能になりました。
  • 新しく、コンフィギュアラブルな加算器と減算器のコンポーネントが、FPGA Configurable Genericライブラリに追加されました。
  • Bus Joiner/Splitterにおいて、GND、VCCへの自動接続が構成できるようになりました。
  • 共有メモリコントローラ内のSDRAMのサポートが改善されました。SDRAMコントローラは正しく構成され、バイトイネーブルラインの1...0が1x16モードで使用できるようになり、ライン3...2は無視されるようになります。
  • Lattice XP2のFPGAライブラリ内のSSPIAシンボルがアップデートされました。FPGAフローのMap Designステージにおいて、エラー"SSPIA TAG Memory component is obsolete and not supported"の失敗がなくなりました。
  • ユーザがBus Joiner/Splitter内のピン間ギャップを定義できるようになりました
  • 新しく、コンフィギュアラブルなカウンタコンポーネントが、FPGA Configurable Genericライブラリに追加されました。
  • Xilinx Spartan3A-DSPデバイスをターゲットにする際のWB_JPEGデコーダコアの不具合を解消しました。
  • NanoBoardのリファレンスデザインがアップデートされました。Lattice ECPとLattice ECP2にそれぞれ対応するDB32、DB43ドータボードをターゲットにする際の設定が加えられました。
  • PWMXコアのプリスケーラ割込みの不具合が解消されました。
  • プロジェクトパネルのStructure エディタで、FPGAからPCBプロジェクトにリンクを張る際、"No compatible configurations in project"のエラーは表示されなくなりました。
  • 「Flash > Chooseファイルとダウンロードの設定」コマンドが、Lattice XPおよびXP2デバイスで使用できるようになりました。その際、Lattice ispLeverがインストールされている必要はありません。

システムレベル

  • SmartPDFや「PDFを出力」の機能で鏡面反転のPCBプリントアウトを作成する際、ブックマークが正しい場所にズームするようにしました。
  • PCBの出力名をインラインで編集すると、変更後の名前で保存されないバグを修正しました。
  • コンパイルされたシートは、Smart PDFや「PDFを出力」において、ページ数を指定して出力できます。
  • パッド/ビアのはんだ付けやペーストマスクが、ユーザ指定のカラーで描画できるようになりました。
  • SmartPDF(ERCマーカー無し、パラメータ設定、プローブ; 物理構成識別子を使用、ネットラベル、ポート&シートエントリ、シートナンバーパラメータ、ドキュメントナンバーパラメータ)の回路図オプションの不具合を解消しました。
  • SmartPDF回路図は、Non-Fittedのコンポーネントのさまざまな値が正しく表示されるようにしました。
  • PDF設定において、ページサイズ、方向を「ソースドキュメント」に設定し、「回路図を出力」、「PCBをPDFに出力」を実行する際、ページ設定のスケールが1.0にリセットされる問題を解消しました。また、また、ページサイズ、方向を「ソースドキュメント」に設定し、PCBの特定範囲だけをPDFに出力する際、ほとんど空白のボードのページサイズが指定されるバグを修正。ちゃんと、特定範囲のページサイズが指定されるように修正しました。
  • 「PDFへ出力」のブックマークは、アセンブリ描画内の選択されたプリントアウトやレイヤに関連するコンポーネントのみを含むように修正されました。
  • PCBの特定範囲のSmartPDFが、Altium Designer 6.9と同様に、用紙に合わせて自動的にズームするようにしました。
  • 部品表(BOM)内の不適正なPad-Yの値を修正しました。
  • SVN+SSHオプションがSVNDBLIBに追加されました。
  • ページサイズと方向を「ソースドキュメント」に設定している場合のSmartPDFと「PDFへ出力」の精度が向上しました。ドリルホール、ワイヤ接点、小さなテキストなど、小型図形で以前に指摘された歪みが大幅に改善されました。
  • PCB出力プロパティにおいて「特定範囲」を選択した場合に、関連するブックマークだけが「PDFへ出力」、「SmartPDF出力」に含まれるように修正しました。
  • いったん開いてからまた閉じたDBLIBsからのデータベースパラメータが部品表(BOM)から消えてしまう不具合を修正しました。
  • 複数の部品から構成される回路図コンポーネント内にある各部品用のブックマークノードが、SmartPDFで出力できるようになりました。
  • 複製シート番号の付いた回路図シートが、SmartPDF、「PDFに出力」の対象から除外される不具合がなくなりました。
  • PCB印刷とアセンブリ描画時に、「PDF出力」のブックマークが正しくズーム&ハイライトされるように修正しました。
  • 古いバージョンのCADSTARアーカイブ(.CPA)では、向きを示す値のフォーマットが新しいバージョンのCADSTARアーカイブと異なっていることがあります。これが、コンポーネントの向きのエラーをCADSTARインポートの際に引き起こしていました。例えば、270度の方向のものをインポートすると、2.7度に翻案されていました。このエラーはWinter09のサービスパック1で修正されています。
  • CADSTARインポーターが、アーカイブ回路図ドキュメントファイル(.CSA)をサポートしました。
  • OrCADの外形配置(Placement Outline Obstacles)をインポートする機能がAltium Designerのコンポーネントボディ外形として追加されました。
  • CADSTAR PCBインポーターが左右非対称パッドを正しくインポートできるようにしました。
  • CADSTARインポーターがコンポーネント銅片をインポートできるようにしました。
  • CADSATRライブラリからインポートしたコンポーネントの高さ情報が、回路図シンボルのパラメータではなく、フットプリントの属性としてインポートできるようにしました。
  • 下向きパッドに関して、デフォルトの60milサイズにリセットされてしまうバグを修正しました。

組込み

  • ソフトウェアプラットフォームにおいて、コードエディタで、カーソルがヘッダファイルの#includeの上にあるときに、F1を押すと、関連するヘルプウィンドウが表示されるようになりました。
  • ソフトウェアプラットフォームビルダにおいて、「FPGAからインポート」した後でも元に戻す/繰り返し(Undo/Redo)機能を実行できるようになりました。
  • ソフトウェアプラットフォームにおいて、remove()関数をファイルシステムのコードに追加、リンカエラーを防止できるようにしました。
  • ソフトウェアプラットフォームビルダにおいて、既存のデバイススタックにリンクする際、不正な候補が許容または表示される不具合を修正しました。
  • ARMのバンクレジスタで、デバッガのレジスタIDが常時使用できるようにしました。
  • 流れ関数が呼び出しスタックの最後にある場合、デバッグ中の関数がステップアウトしてしまわないようにしました。
  • メニューアイテムとツールバーのボタンを追加して、プログラムをリセットしたり、中断前にmainを走らせたりできるようになりました。
  • mainの前やmainで、設定するユーザ定義のブレークポイントが、デバッガで正しく扱われるように修正しました。
  • Altium Designerを終了する際、デバッガの終了についての問題が発生しないようにしました。
  • プロジェクトのプロセッサが変更された場合、デバッガメモリパネルを永続セッションのデータからは作成できなくなりました。
  • FPGAプロジェクトをソフトウェアプラットフォームドキュメントにインポートする際、FPGAプロジェクトは最初に再コンパイルされるようになりました。
  • ソフトウェアプラットフォームビルダが生成するファイル(devices.h, generic_devices.h, instruments.h)が、組込みプロジェクトの生成ドキュメントのリストに追加されるようにしました。
  • 組込みプロジェクト用のhardware.hファイルが、デフォルトでは生成できないようにしました。このファイルは、ソフトウェアプラットフォームビルダのプロジェクトには必要ではありません。
  • ユーザがソフトウェアプラットフォームビルダのドキュメントについて作業している間は、デバッグツールバーがビューに表示されるようにしました。
  • ディスアセンブリビュー内でも、ブレークポイントがARMコード内にセットできるようにしました。
  • VGAバッファが存在していなければならないメモリがデザインから削除された場合、明確なエラーメッセージが、ソフトウェアプラットフォームビルダから発せられるようになりました。
  • デフォルトでは、CコンパイラはJMPI命令を使用しなくなりました。この命令はAltium DesignerにおけるNios IIコアのバージョンによってサポートされていません。

ライブラリの管理

  • ライブラリレポート内の垂直方向の文字の位置決めの不具合を修正しました。
  • フィルタがDBLIBにいったん適用され、削除された後、ライブラリ閲覧パネルが正しく更新されるように修正しました。
  • PCBを更新すると、ライブラリリンクのフィールドも正しく更新されるようにしました
  • ライブラリパネルで、コンポーネント名の最初の一文字を入力する際、DBLIBでもコンポーネントがオレンジ色にハイライトされるようにしました。
  • データベースライブラリを検索する際、最初の検索結果として表示されていたシンボルが、最初のデータベースレコードのシンボルにならないように修正されました。
  • PCBLIBを編集する際にときおり表示されていた、統合ライブラリ(IntegratedLibrary.DLL)からのハーネスの例外メッセージが表示されないように修正しました。
  • SCHライブラリ内のサプライヤーリンク下部にある削除ボタンで、「可視」に指定されたパラメータをちゃんと削除できるように修正しました。
  • プリファレンス内のサプライヤーを非表示にした場合、新規サプライヤーリンクだけでなく、既存サプライヤーのライブ情報のダウンロードも行わないようにしました。
  • ライブラリパネル内のDBLIBのマルチキー検索に関するバグを修正しました。
  • ライブラリパネルからライブラリ検索ダイアログを開くのにかかっていた時間を大幅に削減しました。
  • SchLibコンポーネントをクリックして外し、再び戻って追加されたサプライヤーリンクパラメータを確認する必要をなくしました。
  • "Libraries on path"において、ライブラリ検索を行った後、次の検索でクラッシュする不具合を修正しました。
  • サプライヤーリンクダイアログは、空白の識別子を持つ部品に対してもサプライヤーリンクを正しく表示するようにしました。
  • ライブラリ検索ダイアログのオペレータが、"equals"を無意味にリセットしてしまう不具合を修正しました。
  • データベースコンポーネントに関するライブラリの単純検索において、"List index out of bounds"のエラーがでる不具合を修正しました。
  • メモリが十分でない場合でも、インストールや大規模統合ライブラリファイルの抽出ができるようにしました。Altium Designerは、少メモリオペレーションを意識した手法を採用しています。
  • ライブラリパネルがセッション間に選択した最後のモデルタイプを覚えておくようにしました。明示的に選択しない限り、いつの間にか異なるモデルが選ばれてしまう不具合がなくなりました。
  • SCHライブラリパネルでサプライヤーリンクボタンをクリックしたときに、サプライヤーパラメータではなく、サプライヤーの部品番号パラメータが見えるようにしました。
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